個人的に今後のステロイドに深く影響を及ぼしそうな三枚。


▼《押し潰す蔦/Crushing Vines》

性能としては、若干《化膿/Putrefy》に近い。

剣や殻への対策になりつつ、苦手な修復の天使を始めとする、飛行クロックへの解答にもなっている。
最近では採用されているステロイドが出てきていることから、環境に適した強力なサイドプランであることは明白。

難点としては、3マナを構える動きがステロイドには厳しく、純粋にクロックを片付けるだけなら四肢切断の方が優れていること。
四肢切断はライフのペイやそもそもアーティファクト破壊でないことなど、押し潰す蔦とはかなり役割は異なるが、修復の天使という癌を駆除すること、ファルケンラスの貴種を確実に抹殺できることなどを考えると、1マナで出来るアクションとしては非常に優秀。

とは言え、サイドプランとしての押し潰す蔦の有用性は、四肢切断のそれとは段違い。


▼《火打ち蹄の猪/Flinthoof Boar》

おそらく「今は」まだ実用には至らないであろうカード。
マナクリの存在や地獄乗りの非採用という現環境のステロイドを考えれば、森と山の比率的に採用はほぼ不可能。

ただ、このM13のサイクルはおそらくラヴニカへの布石なので、伏線通りラヴニカでギルドランドが再録されればかなり使いやすくなるはず。

マナクリ経由から2t目に着地→ヘイストまで行ければ絡み根の霊と並ぶ優秀な速攻クロックになると予想出来る。

山の枚数はどちらにしても一定枚数は必要なので、そこまで安定するかはまだ疑問。

もちろん山を増やさなくてはならないということは、その分RRのクロックも採用し易い、ということ。個人的には赤の濃いステロイドの方が好みなので、地獄乗りやヘルカイトの採用に近づくはず。

▼《雷口のヘルカイト/Thundermaw Hellkite》

M13におけるスラーグ牙と並ぶ優良株。
前者のカードパワーの高さと採用可能性は今さら触れることでもないと思うので、ここでは省略。

パッと見て強いと思える点は、

①修復の天使に強い
②トークンに対してもそれなりに強い
③他の生物と比べてクロックが早く大きい

の三点。

逆に採用を考えてしまう理由は、

①他の5マナ生物もかなり化け物
②RRが厳しい
③買うのがダルい

の三点。

カードパワーは決して低くないので、少なくとも調整には使ってみる予定。





コメント

無職、汁墨
無職、汁墨
2012年7月12日21:52

>ひ
高そうだよね
明日3000切ってたら買おうかな…

Love-lin
2012年7月12日22:43

>汁
多分2500前後だと思うけど、それでも高いっすよね。

Tai
2012年7月13日0:00

ステロ使っていますがまさに書いてあるとおりだと思いました。
ヘルカイトは頂点で持ってこれないことを除けばステロがもっとも欲していたカードだと考えています。僕も明日買おうかとかんがえています。
あと個人的な質問ですが剣と怨恨の投入バランスはどんな感じがいいと思っていますか?

Love-lin
2012年7月13日1:26

>Taiさん
とりあえずですが、一回僕は剣を全部抜いて怨恨4枚で試してみようと思っています。
剣を全部抜いてしまうと、ステロイドの打点が下がってしまうこと、プロテクションカラーで抜けないことが多くて試合が決まりにくいことはわかっているのですが。

ヘビーアクションを減らして地獄乗りを採用しようとすると、やはり剣を置くタイミングが限られてきてしまうんですよね。

また、マナクリがはらわた撃ちに引っかかっている環境を考えると、以前と比べて2t目に剣→装備のブン回りがほとんど成立しない気がして、結局5マナのアクションとして剣を置くくらいならヘルカイトの方が強いのでは、と思ってしまいました。
ヘルカイトでなくとも、同型を意識するなら銀心の方が、デルバーを意識するならスラーグ牙の方が優秀なヘビーアクションに思えます。

それでもどうしても剣が必要になったら(多分なると思いますが)、大人しくメタに合わせて戦争と平和の剣か饗宴と飢餓の剣を2-3枚戻す予定です。
ウルフィーの報復者のような瞬速持ちは割と剣と相性も良いですし。

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