エタパも終わったので、そろそろJunkのレシピ晒す。


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【Legacy:Junk】

Creature/(18)
4:《死儀礼のシャーマン/Deathrite Shaman》
4:《闇の腹心/Dark Confidant》
2:《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》
3:《タルモゴイフ/Tarmogoyf》
1:《漁る軟泥/Scavenging Ooze》
1:《最後のトロール、スラーン/Thrun, the Last Troll》
1:《クァーサルの群れ魔道士/Qasali Pridemage》
2:《聖遺の騎士/Knight of the Reliquary》

Sorcery/(8)
4:《思考囲い/Thoughtseize》
2:《コジレックの審問/Inquisition of Kozilek》
2:《緑の太陽の頂点/Green Sun’s Zenith》

Instant/(7)
4:《剣を鍬に/Swords to Plowshares》
3:《突然の衰微/Abrupt Decay》

Artifact/(2)
1:《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte》
1:《光と影の剣/Sword of Light and Shadow》

Enchantment/(2)
2:《森の知恵/Sylvan Library》

Land/(23)
1:《沼/Swamp》
1:《森/Forest》
1:《平地/Plains》
4:《新緑の地下墓地/Verdant Catacombs》
3:《吹きさらしの荒野/Windswept Heath》
3:《湿地の干潟/Marsh Flats》
1:《ドライアドの東屋/Dryad Arbor》
2:《Bayou》
1:《Scrubland》
2:《Savannah》
1:《Karakas》
1:《地平線の梢/Horizon Canopy》
2:《不毛の大地/Wasteland》


Side/(15)
2:《ガドック・ティーグ/Gaddock Teeg》
1:《永遠の証人/Eternal Witness》
1:《暗黒破/Darkblast》
2:《外科的摘出/Surgical Extraction》
3:《真髄の針/Pithing Needle》
2:《仕組まれた爆薬/Engineered Explosives》
1:《忘却の輪/Oblivion Ring》
2:《窒息/Choke》
1:《遍歴の騎士、エルズペス/Elspeth, Knight-Errant》

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①メインの調整過程

メタの中心に据えたのは、

・Rug Delver
・UWx Mystic
・Maverick

辺り。

とは言えRUG相手にはメイン・サイド共にかなり有利なので、とにかくタルモとKotRをメインに残すことを意識した構築。
Deadguyと違ってリリアナもリンリンも入ってないけど、その代わりここら辺の生物がとにかくRUGに強い。

また、途中から衰微の三本目を取ったのは元から有利なRUG意識ではなく、UWx系の装備品に対する耐性をあげるため。
そしてもっと大きな理由は、とにかくMaverickを始めとするSylvan Deck Winに対する勝率を上げるため。
装備品に触れることも偉いけど、1番はやはり森知恵に自然に触れること。
同型緑絡みのビートダウンに於いて、森知恵を一方的に維持しているというのは、青いデッキが一方的にJtMSを維持しているのとあまり変わらないレベルなので。

最後まで抜かなかったスラーンとBW剣は露骨なUWx Mysticメタ。
後出しでJtMSに触れるスラーンも、着地がゲームエンドにかなり近づくBW剣も、環境初期からずっと満足のいくパーツでした。


②サイドの調整過程

サイドからメタったのは、

・Sneak Show
・UWx Miracle

の二つ。

前者に対しては、ハンデスだけで対抗するのは不可能であると考えたので、針に加えてリングを採用してみた。
針は先置きでスニーク指定するので、SnTに合わせたいものを増やす際、KotRが二枚と素のカラカスで三枚しかなく、これではいくらなんでも心もとないので四枚目としてリングを採用するに至ったわけです。

結果的にはこれが正解で、リングはSnT系だけでなく、JtMSや森知恵に装備品まで幅広くカバーできるパーツで、「クリーチャーデッキであるなら入れられるレベル」という非常に範囲の広いカードでした。
とは言えPWを見ないなら基本的に衰微の方が優秀で、大抵の場合は衰微ほどの強力さは無い。
しかしそれでもPWやJtMSを捌けるという点はサイドカードとして多くの役割を持っていて、1枚差しのスペースとしてはベストな解答だったと思います。

おそらく1番不利であろうミラクル系に対しては、ベーシックな窒息に加えてガドック二枚。
初めはガドックは一枚でしたが、JtMSやEEの着地を防ぐ際に、どうしても序盤で呼び出したくなるケースがあり、それがStPに当たり後半ずっと奇跡に怯えながら戦うというゲームの運びが多く、そのために追加を用意することにしました。
GSZが少ないデッキなので、結局コンボに対してもミラクルに対しても素引きのパターンを増やすのは効果的なんですよね。

もっとも多く取られている針は当然ながら上記の二つをもっとも効果的に、一貫してメタれるパーツです。
特にミラクル相手にはSDTを針で止められないとハンデスが効果的に刺さらなくなり、ゲームプランの選択が非常に難しくなりますから。

最後の調整過程で採用されたのが、エルズペスとウィットネスの二枚。
この枠は、黒ガラクや二枚目のスラーンなど様々なカードを試した結果これに落ち着きました。

エルズペスは最後まで黒ガラクとスペースを争ったカード。
前者の「出しにくい」デメリットは3色デッキにとって想像以上に厳しくて、DrSありきの構成になっていない以上かなり無茶なマナベースを求めるカードでした。
サバンナを二枚にしても、出せないことは多々あり、正直な話今でも正解であったかどうかはわからないです。
ただ青いデッキに対して特に効果的なPWという枠が、ヴェンディリオンに対して余りにも脆弱な黒ガラクでは満足できなかったことも確かだと感じています。

逆にウィットネスの方は、まさに大正解で、サイドから装備品も森知恵も安定しなくなる中、そういったカードを再利用できるこのカードはサイド要員として非常に優秀でした。
エターナルパーティ2012本戦においても、殆どのマッチアップにおいてサイドインしました。
特に効果を発揮するのは衰微同型、つまりBUGやThe Rockに対して。
白いデッキに対してはクリーチャーが追放されてしまうことがありますが、こういった衰微同型では「ウィットネスで効果的にアドが稼げない」というケースはまず存在しなく、互いの装備品や森知恵を衰微で割り続けていくゲーム展開において、このカードはベストな解答になってました。


③個人的なデッキに対する評価

メイン・サイドの残りのパーツは環境初期からほぼ確定枠のままでした。
デッキに対しての個人的な評価としては、とても強いデッキだったという評価です。
自分みたいなポンコツプレイヤーが使ってもかなりの成績が上げられるように、どのデッキに対してもある程度の解答も見出しているバランスの良い、まさにジャンクといったところが非常に気に入っています。

だからこそプレイミスや前半の集中力不足で勝ち切れなかったことには深く反省。
使っている時も調整している時も楽しくて、10月からずっと共にやってきたこのデッキ、本当に感謝しています。
これからは少し違う型も含めてJunkを調整しようかなーという感じです。

なんかすごく長くなりましたが、読んで下さった方はありがとうございました!

コメント

Tommy Markos
2012年12月12日0:24

うほ!良いレシピ!

証人いいね!

Love-lin
2012年12月12日14:01

>Tommyさん

あざっす!
レシピはそれなりに綺麗にまとまってて満足です。

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