「こんな日々ですよ、こっち側は。」

/http://www.nicovideo.jp/watch/sm18600077












今週はこれ。
僕の大好きな、『なりすましゲンガー』、『ハッピーエンドグレーテル』のKulfiQさんの曲ですね。


この曲には本当に、人を感動させる全ての要素が詰まってると感じました。


KulfiQさんの曲は、花を題材にした曲が多く、この曲の『ルーゲルダ』も花の名前です。

曲の前奏を聴いただけで、『カロン』で聴いたことのある独特のピコピコ音に心打たれました。
そこからはもう感動の嵐。
KulfiQさん特有のミクの調教が非常に優しく寂しく、綺麗な歌詞に溶け合います。
少しかすれたような、静かな声がこの曲の綺麗な雰囲気を醸しだしています。


「夏」を題材にした曲は良く見かけますが、この曲は投稿者コメントからもわかるように夏の中でも「盆」を題材にした曲。
盆といえば長期連休のイメージも強いですが、何と言ってもやはりお墓参りの季節ですよね。
実家の風景、線香の匂い、暑い日差しと虫の声、そういったものを思い出させる曲です。


曲の内容としては、昔死んでしまった友達(恋人)に語りかけるお話。
夏の曲といえば、明るいラブソング、熱いロック、冷ややかなホラーなど様々な曲がありますが、この曲は正に「涼しげ」な曲ですね。
盆だからこその、寂しくて静かな、そしてほんの少しだけ心が温まる、そんな曲です。
この時期に聴くと本当に感動します。
思わず涙が出てしまうような、そんな感動ではなく、盆の静けさの中にある寂しさと優しさが心の中に溶けていくような、そんなじんわりとした感動です。
泣いたり笑ったりといった明確な感情ではなく、とても複雑で涼しげな想いが伝わってきます。

今はいない大切な人を想う、そんな当たり前のことの大切さを感じさせてくれる時期にぴったりのこの曲、非常にオススメです。


以上、今週の一曲でした!

コメント

お気に入り日記の更新

最新のコメント

この日記について

日記内を検索