参考になるかはわかりませんが、メモ代わりに。


2:《ボロスの精鋭/Boros Elite》
3:《果敢なスカイジェク/Daring Skyjek》
3:《突撃するグリフィン/Assault Griffin》
2:《皮印のゴブリン/Skinbrand Goblin》
1:《焦土歩き/Scorchwalker》
1:《そびえ立つ雷拳/Towering Thunderfist》
1:《サンホームのギルド魔道士/Sunhome Guildmage》
1:《ウォジェクの矛槍兵/Wojek Halberdiers》
1:《空騎士の軍団兵/Skyknight Legionnaire》
2:《要塞のサイクロプス/Fortress Cyclops》

2:《強打/Smite》
1:《軍部の栄光/Martial Glory》
2:《地上の突撃/Ground Assault》
1:《軍勢の集結/Assemble the Legion》

5:《平地/Plains》
5:《山/Mountain》
3:《森/Forest》
2:《グルールのギルド門/Gruul Guildgate》
1:《ボロスのギルド門/Boros Guildgate》
1:《聖なる鋳造所/Sacred Foundry》



①デッキビルトの過程

どう見てもプールがボロスウィニーだった。
精鋭・スカイジェク絡みの2マナ以下の生物の展開が恐ろしく速く、双頭巨人においても5-6ターンでライフを削り切ることがあったほど。
もちろんこういった前のめりなビートダウンを強要されるプールであった以上、相方のデッキもサポートメインのコントロールでは意味がなく、そのためpesoのエスパーも強請アグロといった、早い段階で相手のライフにプレッシャーをかけれるデッキにして貰った。

大雑把なゲームプランとしては、俺が前半15点を、pesoが後半15点を削る構成。
実際このゲームプランは驚くほど上手く成立していて、俺のデッキには後半になってもクロック価値の見込めるグリフィンが、pesoのデッキには前半からライフを削りにいけるペットが居たことで、更に楽だった。


②《地上の突撃/Ground Assault》

実はこのデッキの肝は、このカードだった。
というのも、ゲームが進むうちに、やはりこの環境の強請はぶっ壊れていると確信したから。

俺とpesoのデッキが勝てた要因の一つは、間違いなく強請のクロックの早さ。
ペットは4/4フライング程度のスピードでライフを削り、後半でも安定して8-10点持っていく。
すなわち削り切るゲームプランで必須なのは、強請によるシーソーゲームを回避することだった。

たとえ《軍勢の集結/Assemble the Legion》のようなカードがデッキに入っていても、天使の布告か打ち消しによって安定したゲームプランの選択とはならないことが多かった。
だからこそ安定させるべきはアグロプランで、そのためにも強請のライフゲイン手段を相手の盤面から奪える能動的な除去は驚くほど強く、そうでなくとも飛行ブロッカーの排除だけで簡単にマウントを取ることも出来た。

このカードをタッチする上でナヤにするかタッチにするかを相談したら、pesoにはデッキの色事故率が上がるから最低限で良いと戒められた。
pesoの助言は正しく、全てのゲームに於いて手札に来た地上の突撃はキャストすることが出来た。
同時に白マナの来ないハンドをマリガンすることも多く、殺戮角などの他の緑の優秀なパーツに振り回されて更に緑を濃くすることがなかったため、フリーマリガンの範囲内でデッキが稼働したのだと感じた。

こういった誤った方向に向かいがちなデッキビルトをもう一人のプレイヤーが戒めてくれるのは非常に助かった。


③環境の特徴

前述のように、もっとも大きな点は強請が狂ったように強いこと。
アグロでなくとも一方的に強請持ちを維持される盤面は殆ど死んでる。
実際落とした第二ラウンドは、こちらが強請持ちを引けず(ライブラリーから抹殺され)、相手の強請を捌けないパターンだった。
だからこそ強盗などの能動的な除去は早い段階で強請持ちに撃ち込んでしまうのが吉。

そしてもう一つの特徴は、ボムの相対的な弱さ。
相手プレイヤーも二人な以上、ボム生物は様々な除去や打ち消しでケアされることが多く、戦った感想としてはボム対処に重きを置くプレイヤー達が多かった印象。
そのためコモンアンコの優秀さに依存して4-5ターン目にBoom!するこのデッキにとってはまさに追い風で、本来ボム対処を見据えた安定重視の構築とキープを楽に踏み潰せた。

とはいっても、ボムもインスタントやソーサリーの捌きにくさは健在で、pesoのデッキの交通渋滞は、軍勢の集結なんかよりもはるかに活躍していた。
あくまでボム対処の豊富さは生物に限られる、ということ。


④雑感

いろいろ言ったけど、最終的にはプールが強かった。
俺のデッキはスカイジェクとグリフィンの枚数がキチガイだし、精鋭も異常に初手に吸い付いて来た。
地上の突撃のタッチについても、ギルド門が二枚あったのは僥倖以外のなにものでもないし。
強打が二枚確保出来ていること、ギルド魔道士という強アンコの存在も非常に大きかった。

ただ、ダイスで勝って先手をとっているのが殆ど俺たちだけだったように、環境を逆手に取った野武士的なアグロで勝ち続けられたのはすごく嬉しかった。

環境自体は本当に考えることが多くて、純粋に楽しかったです。
またやりたいな。

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